Kommy's刺繍工房では、
Coanna様からのご依頼を受け、
お子さんが描いた絵を刺繍にする事業に参加しています。
こちらではその活動に際して、
わたしが心がけていること4つをご紹介いたします
毎日同じようにみえる子どもたちの絵も
あっという間に上達して
変わっていきます
いまの絵は子どもたちからのいまだけ限定の贈り物です
自分を誇らしく思えるような形にして
ぜひ残してあげましょう
こどもの絵刺繍で心がけ4つ
(1)糸切を少なくし、裏もきれいに


バレリーナのとっても素敵な絵、
右向きが表、
左向きは裏です
一瞬見分けがつかないのは、
糸切が少ないから
こちらのデータは最初から最後まで
糸切をしていません
一筆書きと似ているようですが
どこをどの順番で
前後関係をきちんとしつつ縫うか
考えてデータ化しています
もちろんそれだけが正解ではありませんが
裏が隠れない加工の場合は
無理のない範囲で
できるだけ糸切が少ないデータを
心がけています
(2)生き生きとした線を

最後のハネや安定しない動きも気をつけています


足の最後が少し曲がっていてかわいい
そういうところをすくいとります
小さいお子さんのぐるぐるや線も
強弱があれば意識してデータをつくります
描き始めや終わりの線のハネなど
線のゆらぎも見落とさないよう気を付けています
(3)かっこいい!すてき!と思ってもらえるように

こどものデザイン

刺しゅう

完成例

こどものデザイン

刺しゅう

完成例
大きい子になると線は安定します
買ったものみたいにかっこよくしたい、
すてきにしたい、
そう思っていると思うのです
ワークショップでは
描き直しはできますが
ペンで描いていただきます
丸の最後がずれちゃった!なんてこともあるでしょう
コミーズでは
生かしたほうがいい線なのか、
こだわってない線なのかを判断して
完成品が
かっこいい!すてき!と思ってもらえるように
心がけています
(4)線の前後も大切に


ペンで描いたものではわかりませんが、
刺繍ではどちらの線を先に刺繍したのか順番がわかります
上のキャラクターだと足を投げ出して座っているので、
お腹が後ろで足が前です。
ペンだとそこは脳内で修正されて気にならないのですが
刺繍では物理的に前後がわかってしまいますので、
どこから描いたのか
前後関係はどうか
を意識して刺繍していきます
ぐるぐるの場合も、どこからペンをいれたかな?
ここで楽しくなって力強くなったかな?
など、追体験をするように線をなぞってデータ化しています。
